【2026年最新】Figmaの料金プランを徹底比較|無料と有料の違い&おすすめの選び方
「Figmaって無料で使えるの?」「有料にするならどのプランがいいの?」——Webデザインを始めたばかりだと、料金プランの違いがよくわからなくて迷いますよね。
Figmaは2025年3月に料金体系が大きく変わり、シートタイプ(席の種類)という新しい仕組みが導入されました。以前より選択肢が増えた分、正直ちょっとわかりにくくなっています。
この記事では、Figmaの4つの料金プランとシートタイプの違いを、初心者の方にもわかるようにやさしく解説します。「自分にはどのプランが合うのか」がわかるように、料金比較表やおすすめの選び方もまとめています。
そもそもFigmaとは?
Figma(フィグマ)は、ブラウザ上で使えるデザインツールです。Webサイトやアプリの画面デザイン(UIデザイン)を作成するのに広く使われています。
Figmaの大きな特徴は以下の3つです。
- インストール不要:ブラウザがあればどこでも使える
- リアルタイム共同編集:複数人で同時にデザインを編集できる
- 無料プランあり:個人や小規模プロジェクトなら無料で始められる
PhotoshopやIllustratorと違って サブスクリプション型 で、プランによって使える機能が変わります。
Figmaの4つの料金プラン一覧
Figmaには Starter(無料)・Professional・Organization・Enterprise の4つのプランがあります。まずは全体像を見てみましょう。
| プラン | 月額(年払い) | 月額(月払い) | おもな対象 |
|---|---|---|---|
| Starter | 無料 | 無料 | 個人・お試し |
| Professional | $16〜/人 | $20〜/人 | 小〜中規模チーム |
| Organization | $55〜/人 | 年払いのみ | 中〜大規模チーム |
| Enterprise | $90〜/人 | 年払いのみ | 大企業・高セキュリティ |
💡 ポイント:Organization・Enterpriseプランは年払い(年間契約)のみです。月払いで始められるのはStarterとProfessionalだけなので、まずはこの2つから検討するのがおすすめです。
新しく導入された「シートタイプ」って何?
2025年3月のアップデートで、Figmaにシートタイプ(席の種類)という仕組みが導入されました。これは「そのメンバーが何をする人か」によって、料金と使える機能が変わる仕組みです。
4つのシートタイプ
| シートタイプ | できること | 対象 |
|---|---|---|
| Full(フル) | すべてのFigma製品を使える。デザイン作成・編集・Dev Mode・FigJam・Slides | デザイナー・メインの作業者 |
| Dev(デブ) | Dev Mode(開発者モード)・FigJam・Slidesが使える。デザインの閲覧・コメントは可能だが編集はできない | エンジニア・コーダー |
| Collab(コラボ) | FigJam・Slidesが使える。デザインの閲覧・コメントのみ | PM・ディレクター・クライアント |
| View(ビュー) | 閲覧・コメントのみ | 確認だけする人 |
💡 ポイント:Viewシートはすべてのプランで無料です。デザインを見せるだけなら追加料金はかかりません。
これまでは「エディターの人数」で課金されていましたが、今は「1人1シート」で、役割に応じた料金になりました。チーム全員がデザイナーでなければ、コストを抑えやすくなっています。
各プランの料金を詳しく比較
ここからは、シートタイプごとの料金をプラン別に見ていきます。
Starter(無料プラン)
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 料金 | 無料 |
| デザインファイル | 3つまで(チームごと) |
| FigJamファイル | 3つまで |
| プロジェクト数 | 1つ |
| バージョン履歴 | 30日間 |
| AIクレジット | 500回/月 |
| 下書き | 無制限 |
Starterプランでもオートレイアウト・コンポーネント・ベクター編集といったプロの機能は使えます。ファイル数の制限はあるものの、個人で学習したりポートフォリオを作ったりする分には十分です。
⚠ 注意:削除したファイルも30日間はファイル数にカウントされます。「ファイルを消したのに3つの上限に引っかかる」という場合は、30日待つ必要があります。
Professional(プロフェッショナル)
| シートタイプ | 月払い | 年払い(月あたり) |
|---|---|---|
| Full | $20/月 | $16/月 |
| Dev | $15/月 | $12/月 |
| Collab | $5/月 | $3/月 |
| View | 無料 | 無料 |
Professionalプランの主な特徴は以下のとおりです。
- 無制限のファイルとプロジェクト
- 無制限のバージョン履歴
- チームライブラリ(コンポーネントやスタイルをチームで共有)
- 共有フォントのアップロード
- 3,000 AIクレジット/月
- FigJam・Figma Slidesが含まれる
日本円に換算すると(1ドル=約150円として)、年払いのFullシートで約2,400円/月です。デザイナーが1〜2人の小規模チームなら、このプランで十分カバーできます。
Organization(オーガニゼーション)
| シートタイプ | 年払い(月あたり) |
|---|---|
| Full | $55/月 |
| Dev | $25/月 |
| Collab | $5/月 |
| View | 無料 |
Organizationプランの追加機能は以下のとおりです。
- デザインシステムの本格的な管理
- ブランチング(Gitのようにデザインのバージョン分岐ができる)
- 集中管理機能(チーム・メンバーの一括管理)
- SSO(シングルサインオン)対応
- 3,500 AIクレジット/月
💡 ポイント:Organizationプランは年払いのみです。月払いは選べないので、導入にはまとまった予算が必要になります。10人以上のデザインチームや、複数チームでFigmaを使う場合に向いています。
Enterprise(エンタープライズ)
| シートタイプ | 年払い(月あたり) |
|---|---|
| Full | $90/月 |
| Dev | $35/月 |
| Collab | $5/月 |
| View | 無料 |
Enterpriseプランの追加機能は以下のとおりです。
- カスタムワークスペース(チーム構成に合わせた設計が可能)
- ライブラリアナリティクスAPI(デザインシステムの利用状況を分析)
- Variables用REST API
- 承認済みライブラリの設定
- 4,250 AIクレジット/月
- 高度なセキュリティ・コンプライアンス対応
大企業で全社的にFigmaを導入する場合や、セキュリティ要件が厳しい場合に選ばれるプランです。
無料と有料で使える「デザイン機能」の違い
料金だけでなく、使えるデザイン機能にも大きな差があります。ここが実はプラン選びの重要ポイントです。
無料(Starter)でも使える機能
- オートレイアウト:要素を自動で整列・配置する基本機能
- コンポーネント:パーツを再利用可能にする機能
- ベクター編集:ペンツールやシェイプでの描画
- 基本的なプロトタイプ:画面遷移のシミュレーション
- FigJam・Figma Slides(各3ファイルまで)
- Figma AI(月500クレジットまで)
Starterプランでもデザインの基本作業に困ることはありません。ただし、以下の機能は有料プラン限定になります。
有料プラン(Professional以上)で解放される機能
デザインシステム関連:
- チームライブラリ:コンポーネントやスタイルをチーム全体で共有・管理
- Variables(変数):カラーやサイズを変数として定義し、一括変更が可能
- インタラクティブコンポーネント:ホバーやクリックで状態が切り替わるパーツを作成
プロトタイプ関連:
- 高度なプロトタイプ:条件分岐・複数アクション・数式(Expression)の設定
- 動画の埋め込み:プロトタイプ内に動画を配置
- Variableモード:ライトモード/ダークモードの切り替えなど
コラボレーション関連:
- 無制限のファイル・プロジェクト
- 無制限のバージョン履歴(Starterは30日間のみ)
- 共有フォントのアップロード
- オーディオチャット(チームメンバーと音声通話しながらデザイン)
開発者向け:
- Dev Mode(開発者モード):デザインのCSS・コードスニペットを自動生成。開発者への受け渡しを効率化
💡 ポイント:「Variables」と「インタラクティブコンポーネント」は、デザインシステムを本格的に構築する際に必須の機能です。チームで統一されたデザインを作りたい場合は、Professionalプラン以上が必要になります。
有料プラン限定のFigma AI機能
FigmaにはAIクレジットで使えるデザイン支援機能が多数あります。特に2025年12月に追加されたAI画像編集ツールは、有料プランのFullシート限定の強力な機能です。
AI画像編集ツール(Fullシート限定)
| 機能 | 説明 | クレジット目安 |
|---|---|---|
| 背景切り抜き(Remove Background) | 画像の背景を自動除去して被写体を切り抜き | 1〜5クレジット |
| オブジェクト消去(Erase Object) | 画像内の不要な要素をなげなわツールで選択して除去 | 5〜10クレジット |
| オブジェクト分離(Isolate Object) | 被写体を分離して移動・エフェクト適用が可能 | 5〜10クレジット |
| 画像拡張(Expand Image) | 画像の背景をAIで自然に引き伸ばし。正方形→横長バナーへの変換など | 5〜10クレジット |
| 画像生成(Make Image) | テキストプロンプトから画像を生成 | 25クレジット以上 |
| 解像度アップ(Enhance Resolution) | 低解像度の画像をAIで高画質化 | 1〜5クレジット |
AIデザイン支援ツール
| 機能 | 説明 | クレジット目安 |
|---|---|---|
| Make Design | プロンプトからUIレイアウトを自動生成 | 25クレジット以上 |
| Make Prototype | 静的なデザインをワンクリックでインタラクティブなプロトタイプに | 25クレジット以上 |
| レイヤー自動リネーム | AIがレイヤーの内容を判別して自動命名 | 無料 |
| テキスト生成・書き換え | コピーの翻訳・トーン変更・短縮をAIが実行 | 1〜5クレジット |
| ビジュアルサーチ | 画像をアップロードして似たデザインやコンポーネントを検索 | 1〜5クレジット |
| オートレイアウト提案 | デザインを分析し、最適なオートレイアウト構造を自動適用 | 1〜5クレジット |
⚠ 注意:AI画像編集ツール(背景切り抜き・オブジェクト消去・画像拡張など)は有料プランのFullシートでのみ利用可能です。Dev・Collab・Viewシートでは使えません。また、クレジット消費量はリクエストの複雑さによって変動します。
AIクレジットの追加購入(2026年3月〜)
月間クレジットを使い切った場合は、管理者がクレジットパックを追加購入できます。
| パック | 月額 |
|---|---|
| 5,000クレジット | $120/月 |
| 7,500クレジット | $180/月 |
| 10,000クレジット | $240/月 |
| 従量課金 | $0.03/クレジット |
💡 ポイント:レイヤーのリネームは無料で何度でも使えるので、ファイル整理に積極的に活用しましょう。背景切り抜きも1〜5クレジットと少量なので、無料プランの月500クレジットでもそこそこ使えます。
Config 2025で発表された新製品たち
Figmaは2025年のConfig(公式カンファレンス)で、大型の新製品を発表しています。これらは有料プランのFullシートで使えるものが多く、Figmaの活用範囲が大きく広がっています。
- Figma Make:AIプロンプトからコードやプロトタイプを自動生成するツール
- Figma Sites:FigmaのデザインからそのままWebサイトを公開できるツール
- Figma Draw:ベクターイラストや描画機能を強化した新ツール
- Figma Buzz:ブランドアセットの作成・共有をチームで効率化するツール
これらの新製品は今後順次正式リリースされる予定で、Fullシートユーザーは追加料金なしで利用できるものも多いとされています。
Figma AIの料金はどうなっている?
Figma AIは有料プランで正式提供されており、プランごとに月間のAIクレジット数が決まっています。
| プラン | AIクレジット(月) | 超過分 |
|---|---|---|
| Starter | 500 | — |
| Professional | 3,000 | 従量課金あり |
| Organization | 3,500 | 従量課金あり |
| Enterprise | 4,250 | 従量課金あり |
AIクレジットはテキスト生成・画像生成・レイアウト提案などの機能で消費されます。無料プランでも月500回使えるので、まずは試してみるのがおすすめです。
💡 ポイント:クレジットを使い切った場合は従量課金(Pay-as-you-go)で追加購入が可能です(対応状況はプランにより異なります。最新情報は公式サイトで確認してください)。
【初心者向け】おすすめプランの選び方
「結局どのプランがいいの?」という方のために、ケース別のおすすめをまとめました。
ケース1:Figmaをこれから学びたい個人
→ Starter(無料)でOK
ファイル数は3つまでですが、学習には十分です。オートレイアウトやコンポーネントも使えます。まずは無料で触ってみて、足りなくなったら有料を検討しましょう。
ケース2:フリーランスで1人で制作している
→ Starter(無料)、足りなければProfessional(Fullシート年払い $16/月)
案件数が少なければStarterでも対応可能です。ただし、ファイルが3つを超える場合や、バージョン履歴を長く残したい場合はProfessionalが必要です。年払いなら月2,400円ほどで使えます。
ケース3:2〜5人の小規模チーム
→ Professional
デザイナーはFullシート($16/月)、エンジニアはDevシート($12/月)、ディレクターはCollabシート($3/月)と、役割別にシートを分けることでコストを最適化できます。
例えば「デザイナー1人+エンジニア2人+ディレクター1人」のチームなら、年払いで月額 $16 + $12×2 + $3 = $43(約6,450円) です。
ケース4:10人以上のデザインチーム
→ Organization以上
デザインシステムの管理やブランチング、SSOが必要になるフェーズです。Organizationプランならチームの一括管理もできるので、運用がスムーズになります。
2025年3月の料金変更で何が変わった?
最後に、2025年3月のアップデートで変わったポイントを整理しておきます。
- シートタイプの導入:「1人1シート」の課金モデルに変更。Full・Dev・Collab・Viewの4種類
- FigJam・Slidesが統合:以前は別料金だったFigJam・Figma Slidesが、全有料シートに含まれるように
- Organization・Enterpriseの月払い廃止:この2プランは年間契約のみに
- Devシートの新設:エンジニア向けの手頃なシートが登場(Professional $12/月〜)
- 管理者のシート承認機能:メンバーが勝手にシートをアップグレードしないよう、管理者が承認できる仕組みに
⚠ 注意:既存ユーザーは、2025年3月11日以降の最初の更新日から新料金が適用されます。すでに利用中の方は、次回更新のタイミングを確認しておきましょう。
まとめ
Figmaの料金プランは2025年3月に大幅リニューアルされ、シートタイプ別の課金になりました。ポイントをまとめると以下のとおりです。
- まず試すならStarterプラン(無料)でOK。学習やポートフォリオ制作には十分
- 本格的に使うならProfessional。年払いFullシートで月$16(約2,400円)から
- チーム全員をFullシートにする必要はない。エンジニアはDev、ディレクターはCollabにすれば費用を抑えられる
- Organization以上は年払いのみ。大規模チーム向けの機能が充実
- Figma AIはすべてのプランで利用可能(無料プランは月500クレジット)
まずは無料のStarterプランで触ってみて、必要に応じてアップグレードしていくのがベストです。Figmaの公式サイトで最新のプラン詳細も確認してみてください。

